福井の揚げ物最強説
福井県は数年前に、永平寺に泊まるため少し行っただけなのですが、
福井県の食べ物の旨さに友人全員と歓喜した記憶があります。
2泊しか福井にはいませんでしたが、また行きたい県のうちのひとつ。
揚げ物の脅威
午後に友人5人と地元のスーパーに行ってみました。
これから晩飯(1泊目は旅館で宿泊)を食うというのにね。
我慢できずに車内で食べ散らかされる揚げ物。
待て、電子レンジで温めていないというのになぜこんなにうまいんだ?
全然脂っこくない。そしてそれを揚げ物の下にいる緑の紙が証言しています。油じみがほとんどない。
- 温かくないのに、脂っこくない
- サクサクしている
- 胃がもたれない
- 温かくないのに、脂っこくない、
- サクサクしている
- 胃がもたれない
- 何故かいくらでも入る
一同騒然。どういうカラクリでしょうか…。
寝る前に冷え切った揚げ物を食べる地獄が、ただの至福の時間になっています。
【揚げ物弁当】【ウインナーの磯辺揚げ】
(揚げ物弁当買ったやつ誰だよ…)
ウインナーの磯辺揚げ、驚くほど美味しかったです。気取らないメニューが、皆の心を一つにしている。魚肉ソーセージの天ぷらくらい素朴。手が止まらない最高の一品。
それにしてもなぜこの揚げ物達はこんなに軽くて旨いのだろうか?
【巨大なコロッケ】
確か中身は一般的な芋だったと思います。これも結構大きいのですよ。パックが長いですよね。そうです、これもまた例にもれずかなりサクサクで。軽いのです。
冷えれば冷えるほど、美味しくなってる気さえする
【揚げた何か…馴染みのないもので名前わからず】
スリミ状の丸いものを天ぷらにしている作品。これも大変美味しかったのです。
福井県はなんでも揚げ物にする文化のだろうか?スーパーでも揚げ物コーナーがめちゃめちゃ広く、なぜか店舗内にコーナーを散らせていた記憶があります。一か所にまとまっていない不思議。
- 温かくないのに、脂っこくない、
- サクサクしている
- 胃が持たれない
- 何故かいくらでも入る
- 温めないことも計算済みで作られているのだろうか?旨さが右上がりに。
寝る前に揚げ物だけを食べまくったというのに
誰一人として胃もたれしませんで、むしろ美味しく食べることができました。
福井県は自身の魅力に気付いているのだろうか?
冷えてしまった揚げ物が旨いなんて聞いたことがありません。福井県の脂の質、揚げ物のポテンシャルが計り知れないです。
ボルガライスに憑りつかれる
【寺に入る前に食べた恐竜博物館のボルガライス】
全員で同じものを食べて満場一致で「こんな最高な食べ物はない」と決定。
ボルガライスとは…
- オムライス(中のライスはピラフやケチャップライスなど、縛りなし)
- 揚げ物(カツがメジャーで、メンチでもいいらしい)
- お店独自のソース(カレーは除く)
この3点の定義をみたすことが条件で、かけるソースはデミグラスや中華餡などそれはもうお店次第。
福井県で揚げ物が旨い事はすでに実証済み。
- 鶴田浩二
- 高倉健
- 北島三郎
仁侠映画の豪華キャスト並み。申し訳程度にいる野菜は、さながら富司純子。
正直どれから手を付けていいかわからないほどです。
- ケチャップライスと卵が美味しい
- トマトっぽいハヤシみたいなソースが爽やかでまとめ役
- カツが柔らかくて衣が最強
そして永平寺で1泊2日の坐禅が始まります。
まだ揚げ物画像は続きます。
【坐禅終了後に食べたボルガライス】
寺で無言で精進料理を食べたり、朝3時半に起きる生活でこってり絞られた自分たちも、さて下山しそろそろ福井を去ります。
ボルガライスを食べて帰りたい
福井の揚げ物を食って帰りたい
一丸となった6人の思い。洋食店で欠食児童のように貪りました。
- とろとろ卵のオムライス、それだけでも十分美味しい
- こういうタイプのカツがまたいい。ヒレカツ?素晴らしい
- デミグラスソースが、恐竜博物館のと違ってまた旨い、すごく好きだ
自宅でもボルガライス
【北海道に戻ってもボルガライスは続く】
ついに自分でもボルガライスを作ってしまいました。
- ケチャップライスのオムライスが普通に美味しい
- 自分で揚げたカツがジューシーで良かった
- ハヤシライスソースかけて正解
カツは揚げてみました。スーパーのカツは結構ギトギトなのでね……。
自分の料理が云々とかそんなレベルではなく、ボルガライスが不味くなるわけがない。
ハヤシライス好きにはハヤシソースで十分です。
福井県の揚げ物は最高
揚げたての揚げ物が美味しいのは当たり前です。でも、それが冷えても美味しいってすごいことです。米どころと何か関係しているのだろうか?
冷えてからも揚げ物の美味しさが続くなんて、こんなに素敵なことはありません。
- 使われている材料の質の良さ
- フライヤーの油の良さ
これに尽きるのではないでしょうか?
番外編・思い出
恐竜博物館前にて自撮り。思い出はいつの日も色あせない……。
現実。