Dresdener Stollen(ドレスデンのシュトーレン)
毎年クリスマスプレゼントの交換をしています。
ドイツ人の丸男(マルオ:あだ名)。もう10年くらいの付き合いですかね。
ドレスデン近郊に住んでおり、ドイツで遊んだこともありました。
なんか根暗っぽいやつですが、どういうわけか馬が合い、ラインもしょっちゅうしとります。ちなみに丸男は根暗なのであまり女の子に積極的にいけません。
そして数年前からリピートしているのがこのシュトーレン。
Dresdener Stollen
Emil Reimannというおっさんの名前の会社で、手広くパン屋もコーヒー販売もやっています。有限会社です。
あと、実はこれパッケージもいくらか種類ありまして、
赤 フラウエン協会……一番いいやつ
黒 君主の行列…………ブランデーとかバーボンきいてるやつ
緑 緑の丸天井…………アーモンドと入ってバター強烈
黄 単なるゴールド……オレンジェット入りだしアーモンドもレーズンも黄色
缶の色で味も違います。いっつもこの赤なんですけど。
ちなみに中はこちら。
【中身】
- しおり
- 粉糖
- 本体
1.しおり
ドレスデンのシュトーレンはドイツの長い歴史の中で、クリスマスに食うものとして有名なもののひとつよ!この特別な3シリーズ(赤と黒と緑の)は本当に特別なの!すっごい上質な純バター使ってるし、サルタナレーズンをブランデーやラムにつけているの!めっちゃいいアーモンドとか香辛料も惜しみなく使ってるわ^^愛を込めて作ってるからうんたらかんたら~
としおりにはメッセージが書いてあり、とにかく自画自賛してて、こちらも安心して食べられます笑 自信もって言ってくれている方がこっちもいいですよね。
ホームページ入ればいろんなシュトーレンや焼き菓子詰め合わせがあります。
2.粉糖
- ブドウ糖
- でんぷん
- パーム脂
- バニラ香料
が入っています。
湿気を吸って固まらないように、粉糖には数パーセントのコーンスターチを入れるのが日本では一般的ですが、ドイツではどうやら小麦由来のでんぷんを使うようですね。
茶こしに慎重にいれてお好きな分だけかけてねと書いているので、わかりました。ちゃんと茶こしを使いましょう。
茶こしなかったらうまいこと角切ってかけなよ
と書いていますが
ええ、去年はそうさせていただきましたよ
3.本体
包丁で切ってみました。
そして粉糖の袋を少し開けて、茶こしに入れます。
ふぁっふぁっ
お好きな量と書いてあるので、お好きな量かけます。
中にローマッセが入っていないタイプです。自分はあまりローマッセをそのまま食べるのが好きではないのでありがたい。
お味は、安定した美味しさでした。ややパンみたいな感じ。
原材料(多い順)
- 小麦粉
- サルタナレーズン
- バター
- 牛乳
- アーモンドアッシェ
- 砂糖
- オランジェット
- レモンピール
- ラム
- イースト
- 水
- 塩
- A.P
- 香辛料
という感じでした。粉多いのはわかった。なんか食べた感じかなりしっかりしています。
日本ではこれよりやや小さいサイズで販売されているみたいですね。ちなみにですが、国内で私が好きなシュトーレンは兵庫県のKATASHIMAさん。高いですけれど、かなり美味しいです。一度自分の勤務先のシェフにお土産で渡したら、「値段絶対高いでしょ」と引いてました。
今はもうクリスマスも終わってしまいましたが、来年また売り出されると思うので是非。
専門学校の時に実習でウェディングレストランのぺストリーへ行きました。焼けたての柔らかいシュトーレンにバター塗りたくるというか、バター液に確かドブ漬けしたんですけれど、シュトーレン折って大目玉食らったことを思い出します。