白菜の芯が嫌いでも食べられるスープの作り方
これ玉ねぎじゃなくて白菜です。
伊勢太郎は白菜の芯が大嫌いです。
特有の旨味とかなんとか言われますが、こっちにいわせりゃ、かえってやめてくれという話。
しかし白菜を驚くべき量いただき、まさにその半量が『芯』ということで、考えました。
白菜の芯を無力化するレシピ
コツも何も、エキスを出す連中を入れることによって白菜の芯独特の攻撃を無力化します。
作り方 2人前
①芯だけをひたすら刻みます。
とりあえず今回はこんなもんです。今回はミックスベジタブルと一緒に入れたいので同じようなダイスにします。
②解凍していないミックスベジタブル。
白菜の旨味が、噛んだ瞬間でてきたら最悪なので、とっとと出し切れるように、この大きさに切っているという意味合いがあります。
③オリーブオイルで炒めて、あさりとバターを入れます。
白菜結構火が通ってきたかなーと思ったらあさりを入れます。最初から入れていると、あさりがぐちゃぐちゃになる可能性があるので…。
バターはお好みの量で構いません。味がマイルドになり、奥行きが出ます。ただ調子に乗って入れすぎるとくどくなるので注意。
④白菜の水分を完全に出し切るがごとく、焦がさないように炒めます。
白菜が透き通ることをイメージして炒め続けてください。独特の香りがしてきますが諦めないでください。バターとも合わさり、これだけ野菜のエキスが出てきます。
これがないと美味しくない。
⑤主役級のソーセージを入れます。
冷凍していたソーセージをそのままドボンと入れています。正直こいつはいつ入れても全く問題ありませんし、切っても構いません。今回は圧倒的な面倒くささが勝利してこのまま投入しています。
⑥灰汁が出たらとり切り、分量の半分のシチューの固形の素を入れます。
冒頭でも述べましたが、白菜の旨味を無力化することにこのレシピの目的があります。
まだこの段階でとろみがついてはいけないのです。煮込んでるうちに焦げる可能性もあり、なんと言っても味が野菜にしみにくい。
2人前作っていたので、必要な固形の素は2個。
1個だけを入れ、翌日まで放っておきます。
このスープは、食べる直前ではなく、時間のある時に作っておいてください。
白菜独特の風味を鎮圧できなければトラウマになります。
⑦翌日です。残りのシチューの素を入れます。
あとはお好みで塩胡椒を足すなり、してください。これはシチューでもなければ、何スープでもありませんから常識にとらわれずに是非。
⑧イタリアンパセリを散らして完成です。
白菜感0です。
玉ねぎが大量に入っていると勘違いするほど。
そして問題の白菜ですが……
無力化された白菜はもはや別の何か!!
素晴らしいお味です。そしてかさ増しされてすごくボリュームがあります。
白菜の味を消すためには…
- 味付けははっきりと
- 主役級の具と抱き合わせる
で成功ですね。
白菜の芯大嫌いでも、これならいくらでも消費できます!
白菜の芯大嫌いな方は是非お試しください( `・∀・´)